翻訳会社のコーディネータの仕事内容と求められるもの

翻訳会社に所属し、会社と依頼者の橋渡しをする役割を担うのが翻訳コーディネーターですが、具体的には次のような仕事を行います。

まず最も重要なのが依頼主のニーズを把握することです。翻訳される文章の使用目的や使用場所、主な読み手などを一つ一つ聴き取り、会社の適切な翻訳サービスを提案します。対象となる言語によっては適切な訳や単語がない場合があったり、専門的な言い回しや伝え方が必要な場合もあります。それらの問題を依頼者と一緒に協議したり、伝えやすさを工夫したりするために高いコミュニケーションスキルと言語知識を活かせなければいけません。

加えて、翻訳会社の作業工程を説明し、具体的な納期や料金の提案や交渉も担当するとともに、納品後の依頼者からの質問に対する回答や訂正依頼などについても関わっていくことになります。更に依頼者から聴き取った内容を翻訳現場のスタッフたちにも的確に説明しなければいけませんが、スタッフの中にはネイティブも数多く在籍しているので、ここでも的確な言葉によるコミュニケーションスキルが求められることになります。

ただし、翻訳会社の翻訳コーディネーター自身はほとんど翻訳作業には関わらないので、一定水準の語学力さえ身に付けていれば基本的な業務は問題なく行うことができます。それ以上に依頼者に対して親身になることが出来るホスピタリティや、与えられた納期や翻訳内容等に関する守秘義務を厳守するといった責任感、そしてどのような問題に冷静に対応しようとする機転の良さ、前向きさなどが求められる適性と言えます。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *